当サロンに訪れる方の中に、太もものセルライトにお悩みのお客様が多くいらっしゃいます。
このセルライトはどうしてできてしまうのかご存知ですか?
原因を知れば、自分で解消することが可能です。
そこで今回は、太ももにセルライトができる原因と、セルライトの解消方法をご紹介いたします!
太ももにセルライトができる理由
セルライトとは、脂肪細胞を指す言葉です。
体内に蓄積した老廃物が脂肪細胞と結びつくことで肥大化し、皮膚をデコボコとした悪い見た目にしてしまいます。
その見た目がオレンジの皮の表面に似ていることから、別名「オレンジピールスキン」とも呼ばれています。
セルライトはお腹とお尻、そして太ももにできやすく、運動不足や食生活の乱れなどが原因でリンパ液がリンパ管に吸収されずにできてしまいます。
≪セルライトができる原因≫
l 運動不足 l 冷え l 肥満 l 喫煙 l 飲酒 l 睡眠不足 l 加齢 など |
このリンパ液の滞りは20代後半から始まり、30代を迎えた頃から一気にセルライトができてしまったという人も多いことでしょう。
しかし、セルライトは一気にできるのではなく、2~3年の期間をかけてじわじわと肥大化していき、見た目に現れるようになるのです。
セルライトのセルフチェック
- 3本の指で太ももを押した時に、肌の表面にデコボコが現れる
- 筋肉に力を入れて緊張させるとデコボコが現れ、肌を押すとブヨっとしている
- 肌がオレンジの皮の表面のようにブツブツデコボコしている
- 何もしなくてもデコボコがある
- 手で軽く触るだけでもデコボコが分かる
セルライトができやすいお尻や太ももを中心に、二の腕やお腹にも同様にやってみましょう
5番に近づくほど、セルライトが硬くなっている状態を意味します。
セルライトの解決方法
セルライトができる原因は、リンパ液が体内に蓄積することです。
つまりセルライトが気になるという人は、同時にむくみも気になっているのではないでしょうか。
リンパ液は血液の流れを解消することで巡りが良くなるので、リンパ管に吸収されて、尿や汗となって体外に排泄されるようになります。
血液の流れを良くするためには、新陳代謝を高めて血流を改善することがポイント。
- 入浴はシャワーではなく浴槽につかる
- 高いヒールやガードルなど体を締め付けるものは着用しない
- 露出の多い服装は控える
- 肌寒い時は1枚羽織る
- 身体を温める食事を心がける
セルライトに効く食べ物
- 水溶性食物繊維 … 昆布など海藻類
- ビタミンB … 豚肉・うなぎ・大豆
- たんぱく質 … 赤身の肉・チーズ・豆腐など大豆製品
- カリウム … 昆布・きゅうり・かぼちゃ・アボカド
これらの食材は、セルライトを除去するのに効果がある食べ物です。
セルライトは結束が強ければ強いほど、生活習慣改善だけでは除去することが難しいため、食事もセルライト解決に向けたものを意識しましょう。
リンパマッサージでセルライトをほぐす
- 足裏から親指や人差し指の腹を使ってツボを刺激します
- ふくらはぎは手のひら全体を使ってから、下から上にかけてかきあげるようにマッサージをします
- ふくらはぎの表面は螺旋を描きながらひざ下のリンパ節にゴミを集めるように意識して行います。この時、力を加えないように注意しましょう
- 太ももはセルライトを潰すように軽くつまみます
- 片足10分を目安にマッサージを行いましょう
マッサージを行う時は、マッサージオイルを使うのがおすすめ。
オリーブオイルやホホバオイルなど、様々な種類のオイルがあるので、自分の肌に合ったオイルを選ぶようにしましょう。
注意すること
セルライト除去のポイントは、
- 体を冷やさない
- 血流改善
- セルライトを強く潰さない
特にセルライトを強く押しつぶすことは禁物です。
セルライトは毛細血管やリンパ管などを押しつぶして変形して形成されます。
これを強く押しつぶすと、毛細血管やリンパ管を傷つけてしまう他、傷ついた細胞を元に戻そうとコラーゲンが働くので、さらに大きなセルライトになってしまいます。
そのため、リンパマッサージは優しく行うようにしましょう。
まとめ
セルライトは脂肪細胞のことを指す言葉で、お腹やお尻、そして太ももにできやすい。
体内に蓄積されたリンパ液がリンパ管に吸収せずに固まってしまうことでできてしまいます。
そのため、身体を温めて血流を改善し、新陳代謝を高めること。そして、適度な力加減でリンパマッサージを行うことが重要です。
リンパマッサージの時は力を入れないように注意して行うようにしましょう!